人との切っても切れない関係性の中で
疲れたとき、うまくいかないときは誰でもありますよね。
そういうときは
「なんで私ばっかり」
「なんでこんなことも出来ないんだろう」
自分を責め、人を責めてしまいます。
その責め心、批判のループから抜け出すにはどうしたらいいか?
以前、書いた記事です。

この記事の元ネタになったのは、こちらの本ですが
著者の言葉を一部抜粋すると
どんなに前向きな人でも自分への質問がネガテイブになる場合があり
例え無意識でも、自分に問いかける質問次第で、我々は「学ぶ人」にも「批判する人」にもなれる。
「学ぶ人」の状態の時に大きな効果を生み出せる人間になれる。
人からネガティブな言葉を言われた時に、「批判する人」の思考が浮かんできやすいですよね。
「批判する人」の考え方をしていると、最後には泥沼にハマり、身動きできなくなる。
「学ぶ人」の考え方をしていれば、新しい道や可能性を見つけられる。
うわぁ、その通り!と改めて思いました。笑
人の行動は感情・思考・環境から受けた
「選択と反応」で道が分かれるので
「学ぶ人」はさらに上手くまわりますし
「批判する人」は落とし穴にハマり、身動きができない状況になります。
「批判は人を無力」にします。
脳は主語を特定できないので
誰かを責める言葉や批判する言葉は
知らず知らずのうちに
自分に対して言っている言葉と受け取ってしまいます。
ここで「学ぶ人」と「批判する人」に
どんな特徴があるのかをご紹介するので
ご自身の今のの状況と当てはめてみてください。
「批判する人」
・物事を善悪でジャッジする
・ラベルを貼り、その見方を変えようとしない
・柔軟性がない
・ひとりよがり
・自分の考えを変えない
上記のような傾向が見受けられますが、自分ではなかなか気づけません。
逆に、「学ぶ人」は
「学ぶ人」
・ジャッジしない
・違いを重視する
・柔軟性・適応性がある
・自分と他者を受け入れる
・思い込みに疑問を持つ
人間関係や仕事、なんだかうまくいかないなぁと感じる人は
「批判する人」になっている可能性があるので
立ち止まって、深呼吸し、自分を見つめ直す時間が必要ですね。

どんな状況でも、分岐点で自分を見直しできればいいですが
とはいえ、我々人間は聖人でもないし、AIでもなく不完全なもの。
ついつい「批判する人」になるのが人間の本質です。
「批判する人」から抜け出す第一歩は
「批判する人」である、と自分を認めることから始まります。
その気づきが、新たな思考回路を生み出し
「これからどのようにしたらいいか?」
新しい選択肢が見つかります。
自分を責めない、人のせいにしない
心の状態に戻ることで
相手との関係に役立つものは何か。
自分自身に正直になれているか。
本当はどうしたいのか。
何を望んでいるのか。
本来の自分の気持ちとリンクできるようになるのです。
「批判する人」落とし穴にハマらないように、発する言葉や
質問を意識して変えていきましょうね!
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